2014年05月22日

遮音パネル工法と防音室

遮音材にシフトした簡易防音工事の典型例として、遮音パネルによる防音室の工事があります。
遮音パネルと防音室
この問題は、遮音パネルのつなぎ目からの音漏れ、硬質な遮音材にシフトした防音効果の低下が主なものです。パネルに使用されている遮音材の制振能力、柔軟性、面密度などの特性によっても遮音効果は大きく左右されます。

このような工事を行う専門業者は、大半が防音製品メーカーの代理店(工務店を含む)です。どのような防音室でも、楽器の周波数特性や音響のことを考慮せずに、金太郎飴のような遮音パネル工法を一律に実施します。しかも使用する吸音材は低密度のグラスウールのみで、防音壁を15〜18センチの厚さで構築します。
*ネット上には、このような中途半端な専門業者が溢れています。

遮音パネル、遮音シート、グラスウールだけの工事による防音室は、遮音性能が余り向上せずに、壁厚ばかりがかさみます。費用対効果も低いのが特徴です。
それに木造家屋の特性を考慮せずに防音工事を行うこと自体が問題です。
posted by 防音職人チーム at 09:08| Comment(0) | 楽器防音室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする