2019年07月02日

建築士からの防音相談リクエスト

ある建築士(自営業)に木造防音対策の有料コンサルティングを依頼されました。

その中で、既製の防音製品(遮音パネル、ALC、鉛シートなど)の弱点や施工要領の問題を指摘しました。
*大手メーカーの遮音ゴム製品の施工要領が間違っている事例も含めて提示しました

私の説明を受けた、その建築士は、他の建築士も同様な間違いに巻き込まれると思うので、防音職人のサイトだけでも真実を、警鐘として鳴らしてほしいという要望をいただきました。
*詳細はこちら:木造防音の相談


私は基本的に余り建築士を信用していないので、最初は断ろうとしたのですが、相手の真剣さや個人的な研究目的を考慮して、少しでも真面目な若い世代にノウハウの一部でも引き継ごうとして、相談を受けました。
*研究中の木造防音モデル(費用対効果を追求)を特別に渡しました。

以上の事がきっかけで、私としては手づくりの情報サイトは、もう止めようとしていたのですが、最近、新規情報サイトに着手しました。
数少ない?良心的な建築士や個人ユーザー(ピアノ教室の先生を含む)のために、今までの担当事例やコンサルティングの内容、収集した防音情報を概要として再度構築しようと思いました。
*すでに運営サイトの更新も始めました。
*リニューアルした特設ページ:音楽室と木造防音

木造防音や防音材などの御問合せは次のページをご覧の上、ご連絡ください。
お知らせブログ
posted by 防音職人ウェブマスター at 08:10| Comment(0) | 住宅防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月06日

防音業界の実情(住宅と防音室)

普通のマンションや木造住宅の生活防音、狭い防音室の設計・工事を見ると、無駄に分厚い構造や意味のない遮音パネル施工など、とても専門家とは思えない内容が氾濫しています。

その理由は次の記事を見ると分かります。
防音業界

民間の専門業者で設計を担当している技術者が専門家ではないことが多く、人材に偏りがあるからです。

既製品を検証しないで、メーカーの申告をそのまま鵜呑みにして使うと、性能不足で問題が起きることがあります。

防音材や一般的な建材は、組み合わせ方や施工手順によって防音効果に大きな差が出ます。
ただ重ねて張り付ければ良いというものではなく、適正な設計施工のマニュアルが必要です。

また、間取りや周辺環境を無視した金太郎飴のような防音工事は無理があり、費用対効果や音響を悪くします。

専門家の設計仕様や工法は、ウェブサイトの実例やコンテンツを見ると大体想像できます。
技術力がコンセプトや実例の説明に表れています。

音楽専門誌に沢山広告が出ていることと、技術力は無関係です。ただ広告費を沢山かけているということを示しているだけです。
通常、広告費など諸経費は、実際の見積りに、その分を上乗せされます。

良心的な事業者は、適度な広告しか使いません。お任せ下さいと、連呼する事業者は避けたほうが無難です。
posted by 防音職人ウェブマスター at 15:07| Comment(0) | 住宅防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月19日

防音相談と掲示板での情報

防音相談に関連する情報掲示板は、現在でも複数存在していますが、昔に比べてアドバイスの内容が非常に稚拙で、専門業者のサイトコンテンツをそのままコピーして切り貼りしたようなものが沢山見られます。

正しい情報のコピーであれば、まだマシですが、誤った情報を拡散すると二次被害が出ます。

たとえば、鉛シートは制振効果が優れているとか、スチレンフォーム・ボード(発泡断熱製品)が吸音材だとか実態と乖離した内容をばらまくことは重大なマイナスです。

掲示板での情報は必ず裏付けをとるように、しっかり調べる必要があります。
我々専門業者から見ると、大半が素人のような感じです。

ちなみに、建築士は音響・防音設計は実績がないので、大半が想像や思い込みでアドバイスしています。
鵜呑みにすることはリスクがあります。
また、吸音材をアドバイスする際に、グラスウールやセルロースファイバーばかり例示する人は、専門家ではありませんので、ご注意ください。
posted by 防音職人ウェブマスター at 16:10| Comment(0) | 住宅防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする