2014年12月30日

冬になると増えるマンション騒音の相談

 私の防音相談の経験では、冬になるとマンションの騒音対策を目的とした防音工事の相談が増えます。とくに年末年始の休み中にウェブサイトのアクセスが増え、年明けに具体的な問い合わせがきます。

考えられる理由はいくつかあります。
・結露、断熱対策で内窓を取り付けることにより、戸外のノイズが小さくなる分、マスキングされていた室内に届く他の世帯からの生活騒音が目立って体感されるようになる。
・子供が室内で騒ぐようになり、振動音が余計にうるさくなる。
・気温、湿度、床材や建具の乾燥により音響に変化が生じる。とくにフローリング仕上げの洋室が響きやすくなる。

もちろん、冬休み中が唯一のまとまった休みであるという人にとって、じっくりとネット検索で情報を収集できるのが年末年始なのかもしれません。
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2014年08月13日

二重床の防音対策(マンション・テナント)

マンション、テナントビルなどにおいて、生活防音や床下配管、バリアフリーを目的として、二重床構造にリフォームするケースが多いと思います。
現在の既製品による二重床システム(防振ゴム支持脚、ベースパネルによる)は、軽量衝撃音を目的として作られたもので、大人の重い足音や子供が走り回る、飛び跳ねるような重量衝撃音には対処できません。
二重床の防音対策

重量音の衝撃が支持脚にピンポイントで発生する、集中荷重のインパクトが小さな面積にかかる構造のため、衝撃を分散できないのです。同時に床下に吸音材がない場合は、二重天井の天井裏の空気層と同様に空洞部が空気のバネとして共振し、主に低い周波数において遮音性能が低下するからです。

音響学会、建築学会および各メーカーも、そのことは大体知っているわけですが、施工や利益効率を優先して、課題解決に取り組もうとしていないのです。
はっきり言って、従来型の根太工法に防音材を使用して二重床を構築したほうが、重量衝撃音に効果的です。問題は設計のノウハウや工法・コストなど、手間と費用がかかるだけでなく、技術を要するため、普及しにくいのです。
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2014年06月16日

マンションの生活防音「二重天井の騒音対策」

最近、防音職人へマンションの上階騒音対策の相談の問い合わせがきますが、現在は知人建築士に主に紹介することにしています。
*施工チームが現在、2名しかいないので、防音工事は主に木造を中心に担当しています。

マンションの防音工事をやりたくても、業務の体制上、スタッフが足りなくて担当できないのです。ただし、手が空くまでお待ちいただけるかたで確実に契約をお約束されるかた限定で年に数件、防音相談をお受けすることがあります。

なぜ、マンションの二重天井など防音工事・設計が難しいのかという点は、次のページをご覧いただければ概略ご理解いただけると思います。理論的にも工法的にも通常の専門業者には、無理なレベルだと思います。
マンションの天井防音
このページに記載されている課題をクリアできる業者は、東京にもほとんどいません。

 二重天井における固体伝播音、空気伝播音の騒音経路と遮断・減衰対策は、通常のマンションの制約のある空間において、現実的な効果的な工法が課題であり、万能な対策はないのです。
ですが、防音職人は、騒音を半減以上に減衰させることに成功しています。ただし、老朽化や区画の間口などいくつかの前提条件を満たす物件に限られています。
posted by 防音職人チーム at 18:41| Comment(0) | 住宅の防音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする